ScheißeTagebuch

八方極遠に至るは此の拳、如何なる門も打開は容易い

ナラテイブ雑感【ネタバレ含】

クソほど書きなぐったのでいつかちゃんとした形式に改めたい 

 

大学で話せる人にめぐり合えないのでここに思いの丈を殴り書きます。

 まず始めにナラティブの映画は十分楽しめました、終わった時の満足感が異常でいつもは買わないパンフを豪華版でクレカ切って買うほどに。

 宇宙世紀の映画がどうのこうのと言われましたがこの映画はユニコーンの続編です。

あとつけたすならガンダムファン向けの作品かなと。

 NT(ナラティブ)で重要な単語であるニュータイプの名前を関する事自体懐疑的だったので観るまでは批判的だったかと思います。しかしこの作品は飽くまでUC(ユニコーン)の続編ですから宇宙世紀のUniversal Century を表題にする作品に連なるのである程度仕方ないというかこれ以外だと物語の内容的にも名前負けするようで良かったのではないかと思えます。ユニコーン否定派の人はそもそも見ない作品ですし住み分けはできてるのかなと。

 内容としてはさっき述べたようにアニメ版ユニコーンの続編です、スピンオフというか現状ユニコーン以外のの作品を補完するような要素は少ない言ってしまえば蛇足の様なものでしょう。物語の根幹となるフェネクス自体正直無くていい(小説読んだどいつから公式設定になったのか分からない、タペストリーにいんの?、ぶっちゃけカラーリングは嫌い、装備は大好き、映像化に当たって追加された山鳥の尾羽みたいな装飾っぽいやつが嫌い)機体だっと思います、ネオ・ジオングもデタラメであんまり好みじゃないのにお得意の余りパーツで二期目作ったって無茶な設定とか極秘の作戦で表に出なかったとかお得意のペーパープランで機体を水増しするような感じでなんかね、アレ。正直前述した通り観るときは期待してなかったからこその大きな満足感だった。

 今更ガンダムとは何かを語るつもりもないが私はリアルロボットだのという括りが好きではない、初代からオカルトだらけだしZのとかビームサーベルおっきくなったりしてたし…そうは言ってもオカルトがかなり強調されている作品に変わりはなく人によっては度を超してると感じてもしょうがないだろう。というか早くサイコフレームを封印しないと F91でバイオコンピュータに戻った意味だとかがなんかなーって感じ。逆襲のシャアで一回奇跡を見せて封印の方が綺麗だけど人類(現実のも)が惹かれてしまうのも人間臭くて嫌いじゃない。

 あらすじは1年戦争コロニー落としを当時オーストラリアにいたリタが予言して一緒にいたヨナとミシェル共に予言によって多くの命を救った「奇蹟の子供たち」として持て囃されるが3人揃ってNTの素質があるとみなされちゃう。1年戦争アムロが猛威を振るったこともありNTの研究が盛んになる(Z,ZZ時代前後)オーストラリアにいて目立った事しちゃったし孤児だったのでオーガスタのニタ研に行って検体になり惨状を目の当たりにする。彼ら3人は血縁関係ないし本物はリタ1人だけなんだけど全員得点が揃ってて分からんところにルオ商会が本物の奇蹟の子供を寄越せと、連邦的には本物は抑えて偽物送ろうって事でミシェルがヨナに嘘をついてルオ商会に、本物とバレたリタは研究の為に強化人間の外科的手術を受けるはめに。結果リタが死亡、行方不明扱いになって二人は悶々と(雑)。ミシェルの企てだと戦争がとっとと終結して自分がビッグになって金の力で二人を取り戻すってことなんだけど功を焦った研究員によってリタを失っちゃう。

 ここでの嘘ってのが2つで・ミシェルは事情を知らないヨナに「本物は解放されるからリタを逃がして助けてもらおう」って口裏合わせるが「リタが本物なのは二人の供述から確か、ヨナを行かせるとぼろが出るから私が行く」ってことと「私がルオ商会に行って二人を助ける」→「リタは助からなかった」ってこと。

 ヨナの対偶や経歴が綺麗じゃないのでヨナはリタの手でルオ商会の力で連邦の兵士(ルオ商会の手が届く)ってポストに就く。

 フェネクスの起動実験中に行方不明になったリタが死んでいることを確信できたのかちょっと分からない、少なくともミシェルはリタの魂がフェネクスの中にあることは分かっていないのでリタが死亡したと勘づいているがフェネクスと密な関係があることを知ってるかは不明。ZとかZZとかの記録からNTとそのマシンは死者と会話できるという情報を知ってリタにもう一度会うために(表向きは冷凍保存されてるルオ商会の元会長と会話するため)先の戦いでνガンダムが奇蹟を見せたこと(この記録を知ってるかは妄想)からサイコマシーンの最先端であるRX-0を欲しがる。ユニコーンバンシィは解体された(かどうかは不明だけど手に入らないのは確実)がAEに内緒で連邦が秘密裏に作ったフェネクスの存在をどうにか知って手に入れようとするもフェネクスはどっかに飛んで行っちゃってたまに見かけるけど連邦も補足できてないから困った困った。ってのであってると思う。目的はリタとヨナへの贖罪なのかな。スピンオフなのでしょうがないが目的が小さく感じられる。ミシェルがやばいのはフェネクスを捉える作戦の1つがヨナの駆るナラティブと袖付きのシナンジュスタイン+ネオジオングを戦わせれば飛んでくるのでそこで強制的にナラティブに仕込んでおいたNTD発動させて捕まえるってのだけど思い出しながら書いてる感想としては相当非道な作戦だよなぁって、両陣営にサイコモニター(名前はあやふや)渡してここにフェネクスおるで!って嘘ついて鉢合わせさすしこの作戦からもミシェルが袖付きに機体横流ししてるのわかるし結果無辜の某学園都市コロニーは戦場になるしガンダム悪女シリーズに入りそう。ヨナにちゃんと謝ってくれ。個人的な死生観で申し訳ないが目的の為に人を殺したなら苦しんで生きていくべきだと思ってるのでチェーンとマリーダさんとかを思わせるようなありきたりな展開で死んでも正直涙腺に影響はなかった。てかリタが悲惨で髪の毛全部落として頭にメス入れるシーンで脳だけになってパーツ扱いされんのかと思ってヒヤヒヤするし背中に縫合後びっしりで強化人間になってるけど生きてて安堵するも結局…ってな感じでほんま胸糞悪かった。強化人間は幸せになれないけど救いがなさすぎる。

 頭の方から思い出しながらの感想としてはオマージュが多くて嬉しかった、ディジェが出てきてアムロ思い出してたらバルカン使い方とか踏んづけたりとかで余計アムロを想起させたのでヨナの物語をちゃんとみていけばアムロの再来らしい経歴もってるかもしれない、あとMSから落ちてくる空薬莢がトレーラに落ちてくるのとかF91みてたら思うところがありますよそりゃ。後半はちょっとくどかったっていうかミシェルがサイコフレームは多いほうが良いとか言って小型船にフレーム載せまくって近づいてヨナかばって死ぬところとかはなんか見たことあるので好きになれない演出だったところはある。

そんなことよりルオ商会が本筋に表れて劇場で興奮を隠しきれなかったベルトーチカ可愛いやったールオ商会ってなんだかんだ物語として登場することが少なくないけどもはや記憶に新しくなかったので一瞬なんか聞いたことあるぞ…とはなったんですけどやーなんとも。ていうかルオ商会ってニュータイプにそんなご執心だっけというかガンダムファンを喜ばせる名前だけの道具って感じがしなくもない。あとミシェルが八卦占い(であってるのかな?)でのし上がるんだけどそれは統計学が~とか政治家の話を~とかで努力で掴んだって言ってるけど結局はリタからNTが少し感染してたんだろうなって。のし上がるの結構無理がある設定だろ

宇宙に上がってからは連邦の「不死鳥狩り」のシェザール隊にナラティブとヨナがミシェル達と参戦するのだが私のモビルスーツの好みの1つにプロペラントタンクがあるので凄まじく性癖が刺激され続けた。シェザール隊仕様のジェスタにくっついてるしナラティブのA装備にも、やばい、あとデンドロビウムとかミーティアみたいのも大好きで原典であるところのディープストライカーはMGを全パーツ表面処理したくらいには好きで好きでそんな彼らの系譜をA装備が受け継いでまぁ死ぬかと思った。多分尊いってこういう感情なのかもしれない。AOZのウーンドウォートが一番好きなガンダムなんだけどビーム砲がそのコンポジットシールドブースターっぽいしスラスタの塊なのもいい!脚が見えないのもズバリ性癖でよかったです。戦闘も良かった。ガンダムは4クール構成が多くて使われない武装や余りでない武装が度々見受けられるんだけど2時間の尺の中で最大限輝くためか全てを丁寧に描写してて好感度が高い、それはそれは高い。サイコマシンを捕獲するためのサイコジャマー(サイコキャプチャー)を今度はガンダムが使うのかーとかジェスタがRX-0追うんだよなーとか目新しくって素晴らしい。でもサイコキャプチャーはインコムの方が使いやすそうだなとか一回しか出撃しないの悲しいなとかは思いました。あとハイメガ砲を撃ってからの登場になるんだけど迫力がすごかった、コロニーレーザかと思った、これをセンサーとかぎゅうぎゅうの頭にジェネレータごと搭載したZZってなんなんだよ。

確か終始フェネクスはCGだったんだけどこれまでガンダムのCGは割と懐疑的だったんだが超物的とでもいえばいいのか化け物であるフェネクスはこれでいいと思えた。でもネオジオングはなんかなー

 袖付きでライバル枠?のゾルタンは好き、こいつはずっと道具としてしか使われないうえに失敗作扱いされてて本人も根に持ってて不憫な奴ではある。が、コロニー内で撃っちゃうんだな~ってビーム兵器を使用するしネオジオング突っ込んだり歯牙にもかけず命を奪うようなやつなので可哀そうだとは思えないけど被害者サイドな感じがしてる、強化人間全員に似た気持ち抱いてしまってるけども。あと目付の胸の大きい人は名前忘れた、死ぬんだって感じで死んでった。

 (ここから記憶が怪しい)フェネクスを補足(実はサイコマシン同士であらあそわせるための嘘)して両陣営がコロニー内で衝突、なしくずしに戦闘が始まるのだがこの戦闘もとても良い。ここでA装備使えないし重量感あってよかった、ルオ商会の名前出して港から強引にMSをコロニーに入れるところとかいいなって思った。中世のヨーロッパ風の建物(であってるかな)なコロニー内の市街地戦でここでもやはりF91の面影が見え隠れする、ありきたりな描写なのだが雲に隠れたりとかも。何がいいってゾルタンがフェネクスの代わりにナラティブに目を付けるんだけどそのB装備のメイン武装がインコムなところ、一般兵でも使えてファンネルじゃないからNTのなりそこないのイメージを彷彿とさせそのことで自分には不完全なNT兵士押し付けてんのかとキレるゾルタン、圧倒されるところにミシェルの思惑通りフェネクスが†降臨†する、この演出は正直過剰かなと光り輝きすぎじゃねって、ヨナが勝手にそう受け取ってるだけならすごくいいんだけど別視点でもバリバリ輝いてたから不自然だったと思う、オカルトパワー満載なんだけどリタ、お前そんなに輝きたかったのか…。

ここでナラティブのNTDが起動すしてよ、ケーブルを切断されたインコムがファンネルのように飛ぶ場面は歓声を上げたかった、一番好きな演出かもしれない、とっても良き。そういえばNTDって小説版だと敵の感応波を受信して発動で1号機だけパイロットのNTの感応波も受信できるって設定だったと思うんだけどアニメ版はリディの感能波拾ってたしどうなってんのかね、少なくともヨナのは拾ってなかったけど未熟だからなのかな。フェネクスにリタを感じてるから素質は十分だと思ってる。

んでまぁ格の違いとでもいうのかを見せつけられいなされたゾルタンがネオジオングⅡを”呼ぶ”んですけどここもまたいい。サイコなフロンタルが設計に関わってるとはいえ呼ぶと拘束を引きちぎってコロニーに来るのほんとガンダムって感じ、そういやバナージも似たことしてたな。結局ヨナの発する感応波がやばいことになって!ゾルタンから制御を奪って!ナラティブがね!ネオジオングⅡに乗るんですよ!???お前そのための白色だったのかと、オーラビンビンに飛ばしててマジでかなり興奮した。

結局ヨナはリタと邂逅してこの世界に居ちゃいけないやつをどうにかしないとみたいな会話をしてた気がする。正直その時はそのあったらダメなものがネオジオングです!wとかなら興ざめもいいとこだなと思ってたのでネオジオングでしたー!残念!wみたいな感じでちょっと思うところはあった。

 この戦闘のあとゾルタンがコロニー内で暴れるし世間から非難されたら人生終了なので袖付きは胸の大きい女性指揮官いがい抹殺するみたいな通信入るんだけどコンプレックスを刺激されすぎたゾルタンが謀反を起こしてネオジオングⅡとシナンジュスタインを駆ってどっかいっちゃう。行った先がヘリウム3の貯蔵区間?かなんかでそれはそれは大量のヘリウム3があるところ。ヘリウム3はジュウテリウムとミノフスキーイヨネスコ型熱核反応路で核融合させてその反応からミノフスキー粒子が手に入ったりするその世界の一般的な発電機の材料、コロニーの生活にも欠かせない。そんなヘリウム3を大量に見つけたゾルタンがサイコシェードを使って思いのままに臨界させて爆破させて暴れまわろうとする。

シェザール隊のいる船もそれを知りシミュレートするとこのままだと地球がヤバい!アクシズショック以上だどうにかしない取ってことで出撃する。ナラティブもコロニー内で結構に暴れちゃったから投棄する予定だったんだけどルオ商会と袂を分かって(ロケットはあげちゃう)ナラティブもサイコフレームを外装に取り付けまくった急ごしらえのC装備で出撃、なんやかんやあって当然とばかりにネオジオングⅡ退治にフェネクス来てナラティブピンチになる。ナラティブの外装のサイコフレームが赤く輝いてユニコーンっぽく見えたりそれでもゾルタンの方が上でオカルト満載のフェネクスも身動きが取れなくなってピンチになってミシェルが雑に死んだりした。

ここでの好きな演出はヨナがNTとして覚醒してナラティブが持たないのでコアブースターを分離(お前コアブロックシステム採用してたのか…てかコアファイターのカラーリング赤と青でええんか?)コアファイターも撃墜されるもヨナは身一つでフェネクスまでたどり着きコクピットに乗りこむ、その際今まで来ていた黒くてミシュランみたいな耐Gスーツが破れて中からバナージの来ていた白地に赤いラインのスーツが現れる、ここで今までのスーツってバンシィのスーツがモデルなのかなと遅い気付きを得ながらもかなり興奮する演出だった。分かってはいたつもりだったがやはりコクピットの中にリタの肉体は無く(グロいのそんな好きじゃないから死体だけあったりとかじゃなくて綺麗でよかった)フェネクスはデストロイモードへ移行圧倒するって感じだったかなぁ。興奮が続きすぎて疲れてて正直覚えていない。

ナラティブがまだいる段階でガランシェール隊が見えてた気がするのとその中にタクヤがいてまさかと思ったら曇って顔の見えないヘルメットに袖付きのパイロットスーツでユニコーン1話のマリーダさんの出撃を思わせる(思った)形でガンダムが出撃、ユニコーンかと思ったけど多分シルヴァバレトだったと思う。ビームマグナムで援護するんだけどすごくいい、何がいいってビームマグナムのSEが好きなので久しぶりに聞けたこと、デルタプラスがそうだったように腕が負荷に耐えられないので腕を交換しながら撃ってたこと。よき。お前はバナージだ。彼らの動向は小説でもアニメ版でもはっきりしなかったので一番うれしい補足だったとおもう。結局ミネバ様の元でヒソヒソってかんじなのかな。

よく見る言説としてガンダムは正義と正義のぶつかり合いなんだと聞くが富野が言ったようにどうあがいてもコロニー落としをしたジオンを正義だとは言えないし連邦の所業も大儀こそあれどって感じ、悪と悪のぶつかり合いというか汚いというかなんかリアルっぽいよねってとこにリアルロボットって呼称がついてるのであって決してロボットの設定とかがリアルなんじゃないよって言いたい、オカルトありきでファンタジーでしょ、二足歩行巨大ロボットなんてものは。ミノフスキー粒子で有視界戦闘しかできなくてとっさの判断で動けるようにとか苦しすぎるとかこの年になって判り始めた。

 最後になるがこの劇場版はユニコーンの続きと書いたがたぶんアニメ版ユニコーンの続きであり小説版ユニコーンの補完などの意味合いもあるのだろうと思う。小説版はすっかりNTの更に向こう側まで行ってしまったバナージがもう帰れなくなって終わるんだけどリタがその役だったんだろうな、と。ヨナもフェネクスにつられて向こう側に行きかけるけどそれをアニメ版だと帰って来れたバナージが引き戻すのも非常に憎い演出であったとおもえる。ユニコーンは視聴する上でサイコフレーム知識が欲しいから逆襲のシャア観るべきだしそれなら初代観ないとだしマリーダさんがプルトゥエルブなのはZZ観ないとでじゃあZもってのは一般的な考えだと思うがナラティブはそれに加えユニコーンを観る前提、なんなら小説版を読んでるか同等の知識を持っているともっと嬉しくなれる。そんな作品だったと思う。不満な点もいくつか書いては来たが総じて満足度が高く、ユニコーンを楽しめたのなら観るべき作品だと言えよう。特に視点や役が入れ替わってるところが多くそれを感じるだけでも結構楽しめる作品だと思う。

 追記:フェネクスの中にリタが入ってるのは物語的に分かるんだけどサイコフレームに任せた無理やりな軌道が操縦が下手くそでめっちゃ可愛い。ユニコーンのOVA2話見ればわかるんだけどフロンタル駆るシナンジュは滑らかなスラスター光なのに乗って間もないバナージは角付いた軌跡を作っててフェネクスの作る軌跡も角付いててニヤニヤできた。

 ミシェルの散り様はなんか共感できないんだけどガンダムの作品でNTであるミシェルが強化人間みたいに分かり合おうとしても分かり合えなかったって描写されることには意味が必ずあるので考察していきたい。勝手に思ってるガンダムのテーマの1つの人類はエゴの生き物だからどうしても完全に分かりあうことはできないけどNTのような存在がその可能性を示してくれるってところにクリティカルに対応すするはずの描写なので。エゴによって生まれる強化人間がまず碌な結末を迎えられないのも悲しい。

 追記2:人間がエゴの生き物でそれを超える可能性を見せつける物語だって言ったけどこの物語で描写された悪意のエゴは初代のコロニー落とし、ヘリウム3の爆破、そして死んだ人と会話するの3つだった。新しい要素は明確な悪役として描かれたゾルタンによるヘリウム3の爆破とミシェルの行動原理なんだが前者はどうしても発言からアクシズショックをなぞっているだけに思えてしまう、行動原理もコンプレックスを刺激されたからと小さい。後者だがこれは良いと思う、しかしミシェルが基本的に悪人として描かれなかったことや、これにNTが追従したのはなんかなと、うまく噛み合わない。ただの素人考えなのだがミシェルがヨナとしっかり敵対してる方が旧来のガンダムっぽさがあると思う、当然Ⅱネオジオング流したりコロニーで戦わせてはいるんだけど嫌に綺麗すぎるのはダメだと感じた。1つの作品としては話が簡潔で分かりやすくて良かったし過去作のファンを喜ばせる要素も多くて嬉しいのは間違いないがゾルタンを大きく書きすぎなのとミシェルが綺麗すぎるのが少し残念かなと思いました。

 

 そういや予告で知ったか忘れていたのか閃光のハサウェイ劇場アニメ化するんですってね、グスタフカール出てたのはこのための布石とか言われてたけど富野はこの作品をアニメ化させないって言ってた気がするんだよなぁ、記憶が曖昧過ぎるけどべルチルはもはやアニメ化不可能だしそれに続いてるからどう修正するかってのも気になる、本筋にあまり影響与えなくもないし?Ξガンダムペーネロペーが大暴れするのとかファンネルミサイルとかアニメ作画で見れるのは楽しみな反面某御方が不憫で仕方ないです…

 

 後日の大学の講義でヘリウム3が出た時はNT特有のSEと共に教授がガンダムのファンであると電波を受けた。リアルだと月面に多いらしいですね、グラナダのやつ筆頭にルナリアンは恩恵を授かってるのだろうか…あとロボット学ぶ際に関節にモーター入れるのはそれはそうって感じなんだけどここの電流値どんくらいなんだろうなと気にせずにはいられなくなってしまった。ガンダムを作るためにこの大学に入ったといえば大げさではあるが純粋に楽しみ切れなくなりどうかという気持ちである。