ScheißeTagebuch

八方極遠に至るは此の拳、如何なる門も打開は容易い

圧力鍋

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 先日パール金属の3.5Lの圧力鍋を買った、牛すじ煮込みを作ってみたところその性能に甚く感動したので備忘録的な何かを記す。

 まずパール金属のものを買った理由だがこれは値段に尽きる。定価1万だが4000円くらいで安売りされてる、他の似てる商品も値引きはされても1万を優に超えてたり学生がなかなか買える値段でもないしググってもよく分からん。重いとは言われており確かに重いのだが男子なのでカバー可能だった。

f:id:kktk_sym:20190715012024p:plainこれかった

 圧力鍋ってそもそもなんなんだよと言われても筆者もわかってないのだがたぶん加熱すると空気は膨張し水が沸騰するが蓋が固く閉じられており圧力が増す、高い圧力の下で沸点は上昇するので通常より高い温度で加熱をすることが可能になり調理時間の短縮とかが見込める…のかな?とにもかくにも以前普通の鍋で牛すじ煮込みを作ったことがないので比較ができない。

 使い方としては蓋を閉じ、高圧か低圧かを選択し火にかける。初めは中~強火で沸かしてると内圧が上がりピンによってロックがされる、この時の圧力を維持するので後はピンが下がらない程度に弱火にする、この弱火にかけてる時間を加圧時間と呼び主に調理されている時間となる。既定の加圧時間となれば火を消す、このとき自然に熱を下げる方法と濡れタオルなどで一気に徐熱する方法がある、当然前者でも調理が進むのでレシピ次第ではあるからちゃんとググろう。筆者は一瞬で火が通ると思っており、加圧時間までは煮込み料理にしては破壊的なまでな時短だと感じていたのに自然に冷却する時間が割と長くしんどかった、腹減ってたので。

 通常の鍋と違い放熱されるのが鍋表面からの熱伝達と輻射によるので具材が消費する熱量の総和を入力する熱量の総和で割った値だけでも通常の鍋より効率が良いことがうかがえるガス代の節約にはなっているであろう。野菜に要する時間も一瞬だったし。

 最後に今回かけた時間とかをメモしておく

牛すじ:加圧せずに吹き零して洗う×2(合計20分くらい)、ネギ、ショウガを用い草見取りを兼ね高圧で加圧時間20分、味付け高圧10分、野菜とかと合わせて高圧10分自然減圧(脂がくどかったので20分の加圧後冷蔵庫で冷まして脂を取り除きたい)

こんにゃく:下ゆで勘、高圧5分(もっと味を染みさせたいので肉の味付けからでよい)

野菜:大根以外原形がない、限界まで染みてたから低圧10分でよさそう

 

味:醤油いっぱい、赤味噌大目、砂糖味噌と同じくらい、酒気持ち少な目(10:4:4:3前後)脂がくどくて味が分かりづらかったので今度リベンジする

途中で煮卵の重要性に気付いたので入れるも時間が経たないと染みないため悲しみを感じた。業務スーパーで牛すじを買ったためそれ1kgから分量が始まるのだが、圧力鍋は容量いっぱいに具材を入れられないため辛い面も多かった、もっと大きいサイズでもいいかもしれないがしまえるかどうか…